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わきが・多汗症とは

正しい知識を身に着けることが
お悩み解決への糸口になります

わきが・多汗症の基礎知識を沖縄マリアクリニックが解説

「わきが」「多汗症」ということば自体はよく耳にする一方で、それぞれがどういう症状か、正しく認識している方は多くありません。
「汗っかき」や「汗臭さ」と同じものだと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

汗・臭いのお悩みはとてもデリケート。過剰に悩み続けることで精神的に病んでしまう方も少なくありません。
ご自身の症状について「正しく知る」だけでも、お悩みが少し軽くなるかもしれません。

長年にわたってわきが・多汗症治療に専門的に取り組んできたマリアクリニックが、わきが・多汗症について簡単に解説いたします。

わきが(腋臭症)について

わきがとは

わきが(腋臭症)とは、わきから独特の強い臭いを発生する症状のこと。

わきがは、少し専門的なことばでは腋臭症(えきしゅうしょう)とも言います。
その名の通り、わきから独特の強い臭いを発生するというのがわきがの症状です。
このわきが独特の臭いは、古来はフェロモンとしての役割があったとされています。

わきがは後天的な病気ではなく、生まれつきの体質によるものです。
父親か母親のどちらかがわきがの場合約50%、両親ともにわきがだと約75%の割合で遺伝するといわれています。
なお、欧米人の80%ほどがわきが体質だと言われていますが、日本人は約10%と少ないという特徴があります。

わきがの原因

わきがは、「アポクリン腺」という特別な汗腺から分泌される汗によって引き起こされます。
暑い時に出てくる通常の汗と異なり、アポクリン腺から分泌される汗は乳白色に濁っている点が特徴です。この汗が、独特の臭いを発するのです。
皮膚上の雑菌や、脇の下という蒸れやすい環境などと合わさることで、より臭いが強くなります。

アポクリン腺は誰にでもある汗腺ですが、わきが体質の人は、生まれつきこのアポクリン腺の数が多く発達していることで、アポクリン腺から多くの汗が分泌されるのです。

わきがと汗臭さの違いとは

わきがの臭いは、「汗臭い」とは異なります。

夏場や運動の後など、たくさん汗をかくとなんだか臭い……というのは、多くの方に覚えがあるでしょう。
先ほどのアポクリン腺に対して、暑いときにかく通常の汗は「エクリン腺」という汗腺から発生します。
エクリン腺から出る汗は無色透明で、臭いもありません。

この汗と皮膚上の雑菌などが混ざり合うと、臭いを発生します。これが「汗臭さ」の主な原因です。
このようにわきがと汗臭さの間には、「汗自体に臭いがあるかないか」という根本的な違いがあるのです。
臭いの質がまったく違う、とも言えます。

ただし実際には、暑いときにかく汗にはアポクリン腺から分泌された汗も多少は含まれています。
その量が多ければ汗の臭いの強さは増しますから、汗臭さの度合いとわきが体質かどうかは無関係とは言えないでしょう。

わきがかどうかは自分では気付きにくい

自分がわきがかどうかを気付くのは難しい。

わきがのもっとも厄介な点は、「自分では気付きにくい」ということです。
さらに、親しい間柄でもなかなか指摘しにくいデリケートな問題であることから、自分がわきがであることに気付かずに長年過ごしてきたという方は少なくありません。

一方で、わきがと診断される症状でないにもかかわらず、自分はわきがだと思い込んでしまう方も多くいらっしゃいます。
これは自臭症と呼ばれる精神疾患で、潔癖症の人や自分の臭いについて指摘された人がかかりやすい傾向にあります。

当サイトでは、自分がわきがかどうかを判断できるひとつの目安として、わきがのセルフチェックをご用意しております。
「もしかしたら自分はわきがかも…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

わきがのセルフチェック

多汗症について

多汗症とは

 多汗症とは、暑くもないのに多量の汗をかいてしまう症状のこと。

多汗症は文字通り、汗の量が極端に多い症状のことです。
本来は、汗は体温の調節機能として大切な役割を果たしますが、多汗症だとその範囲を超える発汗があります。
特に「脇の下・手足・額」など、身体の一部位に大量の汗をかくケースが多いというのが特徴です。
当院では、脇の下を対象とした腋窩(えきか)多汗症の治療に対応しております。

わきがは生まれつきの体質によるものであるのに対して、多汗症は体質とは関係なく、後天的に発症するケースがほとんどです。

多汗症の原因

多汗症の主な原因は、日常生活におけるストレスやホルモンバランスの乱れ

多汗症の症状において分泌される汗は、上のわきがの説明でも簡単に触れた「エクリン腺」から分泌される汗、つまり暑い時にかく普通の汗です。

ストレスやホルモンバランスの崩れ、食生活の乱れなどが原因となって、交感神経が過剰にはたらき、エクリン腺を刺激して発汗を促すことで、多汗症が引き起こされます。
ストレス社会ともいわれる現代社会においては、多汗症に悩む人が増えていると言われています。

さらに、汗の悩みがストレスとなり、さらに多汗症を悪化させてしまう…という悪循環に陥ってしまう方も少なくありません。
まずは気にしすぎないこと、そしてストレスを解消してリラックスした生活を心掛けるだけでも、多汗症が治まるというケースもあります。

多汗症と汗っかきの違いとは

多汗症と汗っかきは同じではありません。

「多汗症って、単なる汗っかきのことでしょ?」などと勘違いされやすいのですが、厳密に言えばそれは間違い。
多汗症は病気であり、汗っかきとはまったく別のものです。

汗っかきは、運動したときや暑い時に、一般的な人よりも多く汗をかく体質です。
その一方で、多汗症の場合は気温や緊張状態に関係なく、つまり「普通の人はまったく汗をかかないような場面でも、多量の汗をかいてしまう」というものです。

とはいえ、「汗の多さが気になる」という点では、多汗症も汗っかきも同じこと。
沖縄マリアクリニックは、原因が何であっても、わき汗の量が気になれは治療を受けることができます。

ただし、汗っかきであれば治療で汗を抑えればそれで問題解決と言えますが、多汗症の場合、わき汗を抑える治療だけでは緊張やストレスといった多汗症の根本にある原因を解消することはできません。
わき汗は出なくなっても、そういった心理的な問題は、今度は別の病気を引き起こしてしまいかねません。
治療でただ汗を抑えるだけでなく、根本にある原因にも目を向けることも必要と言えるでしょう。

「もしかしたら自分は多汗症かも…」とお悩みの方は、こちらもぜひ参考にしてみてください。

多汗症のセルフチェック

ミラドライなら、わきが・多汗症の両方に高い効果

ミラドライは、わきが・多汗症の両方に高い効果を発揮します。

ご紹介してきた通り、同じわき汗の悩みであってもわきがと多汗症は本質的にまったく異なります。
現在行われているわきが・多汗症治療の方法は様々なものがありますが、「汗の量を抑える」「わきがの臭いを抑える」のいずれか一方にしか十分な効果を発揮できないものが少なくありません。
しかしながら、当院の患者さまのお悩みを伺う中でも、汗の量・臭いのどちらか一方でしか悩んでいないという方はむしろ少数派です。

沖縄マリアクリニックでご提供しているミラドライは、わきがの原因であるアポクリン腺と、多汗症の原因であるエクリン腺の両方の汗腺を一度に破壊する治療です。
したがって、わきがのお悩みにも、多汗症のお悩みにも、両方に高い効果を発揮します。
「わき汗の量も臭いも気になる…」という方にぴったりの治療です。

ミラドライについて詳しくはこちら

わき汗・臭いが気になったらまずは診察を受けてみませんか

多汗症や汗っかきであればまだ目に見えるものの、わきがは自分では気付きにくい上に周りの人への迷惑にもなりかねないという、非常に面倒な症状です。
「ひょっとして自分はわきがなのかも……」と一度思い始めたら、不安で気が気ではなくなってしまいますよね。

気になったら、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
とはいえ、臭いの感じ方や汗の量の度合いというのは、どうしても個人の感覚によるものです。
いくら「人並みの症状だから心配ない」と診断されても、自分では気になってしまうという方も多いことでしょう。

沖縄マリアクリニックでは、お一人おひとりのお悩みに真摯に向き合います。
わきが・わき汗の症状が人並み以下であっても、汗・臭いが気になるようであれば治療を受けていただくことも可能です。
カウンセリングではプライバシーへの配慮は徹底し、無理な勧誘・押しつけもいたしません。
一人で抱え込まず、あなたのお悩みをお話しいただけませんか。

カウンセリングは無料です。

無理な勧誘や押しつけはいたしません。
まずはどうぞ、お気軽にお問い合わせください。