ミラドライQ&A
ミラドライについてよくいただく質問についての回答を掲載しています。
ここに掲載していない質問、もしくはもっと詳しく知りたいことなどがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ミラドライの適応について
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Q
以前わきが手術を受けたことがありますが、ミラドライを受けることはできますか?
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A
皮膚の状態によっては、ミラドライの照射も可能です。
かつては、「手術痕がある場合は照射できない」「一度手術を受けている場合、ミラドライの照射をしても効果が無い」などと言われていました。
しかし、「他のクリニックで一度わきが手術を受けたけれど満足できる効果が得られなかった」という多くの方のご相談を受けて、症例研究・治療法の改良を行ってきた結果、治療部位の現在の状態によってはミラドライ照射が可能であり、ミラドライで治療効果が得られることがわかってきました。
わきが手術を以前受けたことがあるという方も、一度診察にご来院ください。
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Q
ミラドライ治療を受けられない場合はありますか?
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A
妊娠中の方、ペースメーカーなどの体内留置電子機器を使用している方、リドカインやエピネフリンなどといった局所麻酔アレルギーがある方、酸素補給が必要な方は治療を受けていただくことができません。
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Q
ミラドライ治療は男性も受けることができますか?
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A
ミラドライは男女問わず治療可能です。
ただし、男性のミラドライ治療の注意点として、ワキの毛量が少なくなることがございます。予めご了承ください。
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Q
未成年でもミラドライ治療はを受けられますか?
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A
未成年、特に身体が成長している途中の段階では、ミラドライ治療で効果が得られても、成長によって新しい汗腺や毛根が作られ、再び臭いや汗を発生してしまう恐れがあります。
当院では基本的には、15歳以上からを目安としてご案内しています。
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Q
現在わき脱毛に通っていますが、ミラドライ治療は受けられますか?
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A
脱毛とミラドライを同時に実施することはお勧めいたしません。脱毛を終了してからある程度期間をおいてミラドライを受けてください。
なお、個人差はあるものの、ミラドライによって6割程度の脱毛効果があると言われています。「脱毛もミラドライも両方やりたい!」とお考えの方は、先にミラドライを受けていただくと、少ない施術回数で脱毛を完了できるというメリットがあります。
またミラドライ治療後は少なくとも2~3ヵ月の期間を開けてから脱毛を行うようおすすめしております。
ミラドライの施術について
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Q
ミラドライの施術にはどれくらいの時間がかかりますか?
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A
所要時間は、麻酔時間も含めて約1時間です。
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Q
ミラドライの施術中に痛みはありますか?
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A
最初の麻酔注射がチクッとするくらいで、以降はほとんど痛みを感じることなく施術を受けていただけます。
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Q
ミラドライの治療効果はクリニックによって違いがありますか?
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A
麻酔量・麻酔の注入位置やミラドライの照射方法によって、治療効果や副作用の重さには大きな差が出ます。
ミラドライは外科手術と異なり「機械をワキにあてるだけ」の簡単な治療のように見えますが、十分にわきが・多汗症に精通した医師に任せることをおすすめします。
ミラドライの効果について
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Q
1回のミラドライ治療で完全に臭いや多汗は解消しますか?
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A
1回の治療で完全にわきが・多汗症を解消できるとは断言できませんが、メーカーによる治験データによると、80%以上の方が1回の治療で満足な効果を感じていらっしゃいます。
また当院で行ったスタッフによるモニター治療におきましても、ヨードテスト(汗の分泌量および範囲を視覚的に判別できるテスト)において、1回の治療で汗の分泌量が大幅に減少しており、臭いも大幅に減少しております。
1回の治療でも高い満足度が得られると言えるでしょう。
ただし、症状の重い方の場合は複数回の治療が必要となる場合もあります。より確実な治療をご希望の方のために、沖縄マリアクリニックでは保証付きプランもご用意しております。
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Q
ミラドライの治療効果はいつわかりますか?
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A
ミラドライは即効性の高さも魅力の治療です。効果は治療直後より実感できます。
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Q
ミラドライは、ニオイと汗の両方に効果はありますか?
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A
ミラドライは、わきが臭の原因であるアポクリン腺と多汗の原因であるエクリン腺、両方の汗腺を破壊します。
わきがのニオイの軽減と汗の量の減少、両方に高い効果を発揮します。
ミラドライの副作用・ダウンタイムについて
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Q
ミラドライの治療後はいつから入浴できますか?
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A
治療翌日より入浴可能です。シャワーは当日から可能ですが、治療箇所を過剰に濡らしたり、温めたりすることは控えてください。
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Q
ミラドライの副作用としては、どのような症状が出ますか?
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A
日常生活に差支えのあるほどのダウンタイムjはありませんが、治療後に起こりうる主な症状は以下の通りです。
ミラドライの副作用について詳しくはこちら
・施術箇所の赤み・腫れ
・施術箇所・その周辺のヒリヒリ感や痺れ
・施術箇所に生じる小さい水膨れ
いずれも数日~数か月で解消する一時的なものです。
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Q
普段通りの生活に戻れるのはいつですか?
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A
ほとんどの患者様は、ミラドライの治療直後すぐに通常の生活に戻ることができます。
ミラドライの術後経過について詳しくはこちら
ただし、激しい運動や入浴は数日の間は避けていただくことをおすすめします。
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Q
ミラドライの治療後に着用できない衣類はありますか?
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A
治療後は、ワキを固定したり包帯を巻いたりすることはありませんので、着用する洋服に制限が出ることはありません。
ただし、短い期間(通常1週間)の間、脇の下が膨らんだり、赤みが出たりします。しばらくは、ノースリーブなどは避けた方がよいでしょう。
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Q
ミラドライの治療後に通院の必要はありますか?
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A
通院は特に必要ありません。
治療後に気になることがあれば、その都度ご連絡・ご相談ください。
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Q
脇の下の汗腺を破壊することで生じる問題はありますか?
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A
人間の身体には、体温調節のために400万以上のアポクリン、エクリン汗腺があります。このうち、ワキの下に存在する汗腺はわずか2%以下。よって、体温調節においては影響力が小さいといえます。
脇の下の汗腺の機能をなくした場合の安全性を説明する文献も50以上あります。
「ワキをミラドライで治療したことで、手のひらから多量の汗をかくようになる」というようなことはありませんので、ご安心ください。